Nike SB Japan Diary

東京を拠点にガールズのスケートシーンを盛り上げている、”にごちゃん”ことAzusaさんの日常がそのまま映し出されたムービー “JAPAN DIARY” がNIKE SBから配信中。今回密着のきっかけにもなった Skate Girls Snap は、カメラを武器に活躍するAzusaさんが、国内外問わず出会ったガールズスケーターのスナップ写真を撮っていくプロジェクトだ。”We are all different and are all wonderful.(みんな違ってみんないい)”といったメッセージを込めて、ガールズスケーターの多様性を世の中に発信している

スケートボードは自由である。乗り方から服装まで、個人のチョイスで楽しむことができるのが大きな魅力だ。その対照に、日本で生まれ育った多くの人々は、社会のしがらみや固定概念にとらわれやすい。私たちは常に「こうなれ、ああなれ」と他人の理想を押しつけられ、自分のアイデンティティを見失ってしまう。日本のスケートシーンにもまだそのような考えが深く根づいており、自分らしくスケートボードを楽しむ大切さを、Azusaさんは動画内で伝えていた。

“I wanted girls to know that they don’t have to adhere to the stereotype of a skater girl…They can dress how they want, set up their skateboards how they want, and skate how they want.”

スケートボードに出会ってから、人生が大きく変わったと言っても過言ではない。3年間のアメリカ生活を経て帰国した私には、日本に友達がいなかった。そんなときにはじめたスケートボードが今では友達だけでなく、新たな未来を与えてくれた。当初は、同じ時期にスケートボードをはじめた友達と競うように滑っていたが、いろいろなスケーターに会うことで「自分は自分、他人は他人」という考え方ができるようになった。上手い下手は関係なしに、自分がどれだけ夢中になって楽しめるか、自分の理想に向かって努力することが大切なんだと。そう気づくことができた私は、より多くの人が「自分らしさ」を追求しながら生きていければいいなと思う。

Thank you, skateboarding!

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