ー選挙に行けば「自由」に生きる未来につながる
2022年7月10日(日)は参議院議員選挙の投票日である。とはいっても、期日前投票は6月23日(木)からはじまっていた。最近では、郵便等で行うことができる不在者投票や、海外にいても行える在外投票もあるため、満18歳以上の日本国民である限り「投票できなかった」は投票を行わない言い訳にならない。
政治について知らないことだらけでも大丈夫。しかし、政治家たちは自分たちの生活を良くも悪くも変える権力をもっているということは知っていてほしい。今回の選挙では主に、電気やガス、ガソリンなどのエネルギー価格、その他の物価上昇の対応や、戦争や武力の放棄を求める「憲法第9条」と自衛隊の関係性などに注目が集まる。物価が上がればもちろん、自分たちの生活にも大きな負担となるだろう。政党や政治家を多く知らなくても、「自分たちの生活をどれだけラクにしてくれるか」を判断基準に投票することができるのではないか。若者が中心となって活動しているインスタグラムのアカウントなどで、政党とそれぞれの考えを簡潔にまとめた投稿なども多くある。ぜひ活用して自分の考えに合った政党を見つけてほしい。それでも「政治なんて分からない!」という人は、とりあえずでも投票所に行き、白紙のまま投票箱に入れてほしい。高齢化社会である日本は、20代の投票率(令和3年)が36%なのに対して、40代から半数を超える55%、50代で62%、60代で71%となっている。このままでは、これから年金生活を迎える方を喜ばせるための政治が進んでいく一方だろう。そうなると税金の多くは年金にあてられるため、賃金は上がらぬまま納める税金は増えていくままである。若者が政治に対する関心を示すことによって、政治家たちは少しずつこちらに目を向けてくれるかもしれない。
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