“自分が好きなもの” を知っている人はどれぐらいいるだろう。
スケートボードが好きとか、酒とかレコードとかファッションとか。世の中にあふれかえっている可能性のなかで、どれを選んでいくかが重要になってくる。好きなものには、時間やお金や失敗が永遠につきまとってくるだろう。それでも「好き」という感情が消えないということは、それが “自分が好きなもの” と判断できるのではないか。今の自分は、毎日だれとどこでなにをしてるかで形成されていく。ということは、好きな人と好きな場所で好きなことをしているときが、人生において1番幸せな時間となる。みんな誰もが幸せに生きたいはず。
でも実際に、自分の好きなものがなにか分からない人もたくさんいる。ないときもあるし、変わるときもある。それを知るためには、自分としっかりコミュニケーションをとらなければならない。定期的に「なにをしているときが楽しいか」「だれといる自分が好きか」を問う必要がある。
SP∞CE Magazine(スペース マガジン)が目指すのは、より多くの人が “自分らしさ” を見つけて、それぞれが幸せな人生を送れる世界。いろんな人がいて、きっといろんなものがもっと生まれていく。国や社会やコミュニティーで、人はカテゴライズされているように見えるが、ひとりひとりみんな違う。だからこそ自分がどういう人間なのか知っていくべきである。
自分を知るためには、自分が好きなものを見つけよう。今回は、だれでも今すぐはじめられる自分が好きなものを見つける3つの方法について話していく。
- 若いうちにたくさん挑戦する
- 思い立ったらすぐ行動
- 自己投資
若いうちにたくさん挑戦する
若いうちとはいっても、年齢の話ではない。3歳も28歳も90歳も “今この瞬間” が1番若いということ。そんな今、自分が何に挑戦しているかが大事になってくる。そして、いろいろなことを試していくことによって、自分の好きなことや嫌いなことがどんどん分かってくる。だれでもやりたくないことがあるのは当然のこと。しかし、この世の中で生きていくには、それも同時に背負っていかなければいけない。挑戦していくことによって好きなものを見つけ、同時に “やりたくないこと” を減らしていくことができるはず。
思い立ったらすぐ行動
あなたの「これやってみたいかも!」という衝動的な思いつきは本物。でも時間が経つほど現実的に考えてしまう。やらないほうがいい理由、なんでやりたいと思ったか、それをやることによって将来役立つのかなどの問いが止まらなくなる。他人に意見を求めると、止められてしまうことも多々ある。そうやって時間が経ち、結局挑戦できないままで終わるのだ。状況によってはすぐ行動にうつすことができないものもたくさんある。だからそれを大きな目標にして “今の自分” が挑戦できることを少しずつやっていくことがポイント。そうすると、挑戦できることの範囲が段々と広がっていくだろう。
自己投資
自分のやりたいことに投資をすれば、後で “経験” となって返ってくる。やりたいことによっては、高額なものもあるだろう。しかし、自分に投資ができると環境を大きく変えることができる。例えば、筆者は友人にすすめられて15万円ほどするDJ機材を購入した。やってみたかったものの、すごく難しかった。だけど、DJとしてクラブで遊ぶことによって、そこでの出会いや経験を得ることができた。この投資がなければ、SP∞CE Magazineも現在の形でないかもしれないし、存在してないかもしれない。そんなふうに環境を変えることができるのだ。さらに好きなものを仕事にすれば、稼いだお金で投資することもできる。こうして好きなもので生きていくサイクルを作り上げられる。働いたことがある人は、お金を稼ぐことの大変さが分かるはず。今すぐに投資ができない人は、その目標を叶えるために今できることから少しずつ行動していけばいい。
さいごに
以上、「若いうちにたくさん挑戦すること」「思い立ったらすぐ行動すること」「自己投資」の3つが好きなものを見つける方法だった。好きなものはそう上手く見つけられないが、見つけていくその過程も大事な経験である。今失うものがなければ、どんどんいろんなことに挑戦していくとなにか変わるかもしれない。好きなものが「生きがい」になれば、なおいいだろう。好きなものを見つけ、極めていくことがきっと近道である。
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